Home > Tags > Nuckelavee
Nuckelavee
本気と出会った夜
Coさんと戦に備えて腹ごしらえをしてから乙に向かうと、こーたさんとばったり会った。「来てくれてありがと~」「緊張する~」っておっしゃってて、あとお兄さんを紹介してくれた。兄弟そろってライブ出演とか憧れてしまうぜ!暑いのを想像していたけど、入ってみると中は涼しく快適じゃった。人も結構いる!ライブハウスの80%くらいは埋まってたかな。
こーたさんのバンド名はQuad。3番目で、エルレを中心に5曲ありました。


社会人になって、どうしても練習時間も限られる中で、立派に弾きこなすこーたさん。指テク半端ねぇぇ!流れるように踊るようにしなやかに指が動いていく。バリかっこよかったっす!!!!
「ちょっとベースの音が大きくて、ギターの音がかき消されたけん、自分の音がわからんかったぁ~」「結構久しぶりやし、緊張したぁ~」「渋谷でやれて幸せぇ~♪」っておっしゃってました。マジ尊敬できる先輩っす!ほんとおつかれさまでした!またやるときは誘ってくれるってことなんで、今から楽しみにしている。
その後に、出会った4組目のバンド・Nuckelaveeに、俺たちは「本気」の二文字を見た。


終わったあと、Coさんとこーたさんと「こいつらやべぇ」っていう話で盛り上がった。30分間、全6曲がオリジナルだ。一切妥協していないことが伝わる、「本気」のライブだった―これ以上の説明がしようがない、ただただ圧倒させるライブ。
実は、Coさんと晩飯を食べているときに、研究室の人たちの現状について話していた。そして、オレはこう言った。「俺ら(研究室の人も含む)は、絶対にまだこんなもんじゃない。まだまだ本気を出していない。全然まだ自分の能力を出せる。オレも含めて、本気のみんなを見たい」と。Coさんは、いつもの笑顔でこう言った。「本気を出すのが難しいんじゃね?」
以上の話をしていただけに、Nuckelaveeを見たときに、オレとCoさんの頭の中に「本気」の二文字が浮かんだ。Nuckelaveeは、オレとCoさんに、「本気」を示してくれた。
以下は、ライブが終わった後の、オレとCoさんの感想である。
「本気」というものを久しぶりに目の当たりにした。冷静に見つつも心が躍っていた。首筋のむき出し具合とカクテル光線に光る汗。「本気」とは一心不乱に自分をさらけ出すことなのかもしれない。
今日は本気を見た壱日だった。
不安定ながらもステージのステージに立つ足。
右斜めな立ち振る舞い。
何かを訴えかける視線。
筋張った首。
端正な顔。
不思議なMC。
本気になれば伝わることってあるよな。
上手くまとまらんわ。
とりまダーツをやる前に見ててよかったなと。
・・・とりま?「とりあえず、まぁ」かっ!とりま、オレとCoさん、こーたさん、そしてライブハウスの聴衆たちは、この夜、「本気」に出会った。
「本気」はやり抜く、貫き通すことで生まれるものだと気づいた。やり抜く、貫き通すためには、自分をさらけ出し続ける必要がある。賞賛も批判も本気でない人の何倍も浴びることだろう。時には辛いだろう。それでも、やり抜く、貫き通す。周りの人は、畏敬の念を抱く。これが、「本気」になるまでと、「本気」後の流れだ。
―この夜見た「本気」は、実に美しかった。
【追記】
NuckelaveeのVo:西崎クンのブログを見ていたら、この夜のライブについての記事がアップされていた。
ナックラビーはここからなんです。
もっともっと強くなります。
もっと深く奥底に突き刺さるように。
届くように。
素晴らしい世界をありがとう。
これからもNuckelavee ※2の「本気」に期待しとるばい!
※1 決して“オツ”ではない。
※2 最初、「Nuckelabee」と記述していた。間違えてました。正しくは、「Nuckelavee」です。訂正しました。
- Comments: 0
- Trackbacks: 0
Home > Tags > Nuckelavee
-
« 2023 年 6月 » Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30