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東京タワー
『検索はするな』―答えはあなたの頭の中にある―①
- 2009-07-04 (土) 22:42
- 講演・セミナー
『検索は、するな。』―答えはあなたの頭の中にある― サンマーク出版’09 安田佳生さん出版記念講演会
時間:13:30~16:00 (13:30~14:45 第一部:出版記念講演,15:00~16:00 第二部:トークセッション・質問タイム)
会場:六本木アカデミーヒルズ49 「タワーホール」
面白かった。独特な視点というか、人が踏み込まないところを考えているのが素敵。正直、どうでもいいと思われがちな内容だし、実際どうでもよいよね、と感じてしまうこともあった。
しかし、飽きないし、面白い。そこを考えるの!?っていう視野の広さが魅力である。人が考えないことを考えることは、魅力につながるのだなぁ。
早速、振り返ってみようと思う。テーマが15コあった。良いなと思ったテーマに触れ、それに対する所感を述べる。最後にまとめと全体を通した所感を書く予定だ。内容量が多いので、3回に分けて書くことにする。今回は第1回。
■エロ小説と上品な下ネタ
安田佳生さんの目標・人生のビジョン=絵本とエロ小説を世に出すこと。
上品な下ネタと下品な正論はどっちが良い?
目標であって、夢とは違うのだと思う。
昨日、彼女ともこの話題で盛り上がったのだが、
「夢=目的」と考えている人と、「夢=目標」と考えている人とでは、話が噛み合わない。
基本的に多くの人の人生の目的は、「幸せになること」だと思う。
そして、幸せになるために何をするのか、が目標だと思う。
俺も本を死ぬまでに一冊は出す、というのが人生の目標である。
■答えを出すために考えない
答えらしきものを見つけてからも考え続ける人。
答えらしきものを見つけたら次に進む人、頭のスイッチが切れる人。
世の中には、考え続ける人が少ない。
分かるか、分からないかは考えないと分からないはずなのに、すぐに分かるか分からないかを答える人が多い。
(知っているか、知っていないかは、すぐに判断できる)
確かに答えを出したら、次に進みたいと思う。そこで思考をストップしてしまう。
答えの切れ味を出すためにも、物事をもっと多面的に、もっと貪欲に、もっと深く、思考する時間を増やそうと思った。
どうでもいいことも考えて、深みを出す。そのために、時間を止め、情報を遮断する。
■好き vs 嫌いじゃない
見合い結婚のほうが離婚しない。「嫌いじゃない」からスタートするから。
→ 「好き」になってもらうように動く
恋愛結婚の場合は、好きじゃなくなってしまった瞬間、別れが訪れる。
→ 嫌いになられないような戦略をとっても良いのでは?
「好き」と「嫌いじゃない」は違うカテゴリーだ。
「好きになってもらうこと」と「嫌われないこと」は混同しがちだよね、というお話。
あああ、思い当たる節があって焦るw
■ボツ案のレベルを上げる
基本的に人間はミスをするものだ、というのが一流の人の意見。(例)イチロー、羽生名人
どれぐらいのミスなのか?決定的なミスなのか?惜しい、正解にかなり近いのか?を明確にする。
そして、自分は何を考え、何をどういう理由でボツにしたのか、どういう理由で案が残ったのか。
以上を語ることで正解案のプレゼンを行うべし。
プロ野球解説者がよく言うフレーズに、「今のは良いバッティングでしたよ」がある。
たとえ、それが空振りでも二ゴロでもそう言う。
イチローもヒットを打っていても、試合後、「さっきのは全然ダメだった」ということを述べていたりする。
つまり、結果が伴わない惜しいミスのときもあれば、結果が良くても決定的なミスのときもある。
きっと、プロフェッショナルは、惜しいミスなのか決定的なミスなのかが分かるのだ。
プロ野球解説者もイチローもそれが分かっているから、上記のような言葉につながる。
失敗のポイントを考えたら、そこを踏まえた行動をする → ボツ案のレベルが上がる → 良い結果につながる。
このスパイラルがプロフェッショナルにはある。どうしたら、決定的なミスか惜しいミスかの違いが分かるのだろう?
きっと、検索しても引っかからない。
■なぜダチョウなのか?
ダチョウはすごいよ!(ダチョウのすごさを述べた後、)もっと驚いて!驚きが足らないよ!
村上春樹が好き
自分の世界に入っていたので、割愛w
■思考をPAUSEする
映画を観ていて、一時中断する。どういうストーリーだったかを覚えていないと、もう一度観ようとする時に苦労する。
どんなことを期待していて観ていたのかを覚えておく。
これとこれを考えた。次はこれを考えようとしている、といったきっかけ、ポイントを覚えておく。
時間を短縮するために。
うむむ。これも納得。
最近は、自分の記憶力を信頼しないことにしている。
今回こーさんと行ったのは、チケットを2枚買ってしまったからだ。
講演の2週間前に1枚買ってあったのに、1週間前にも新たに買ってしまったのだ。
安田さんもシャワーを浴びるときに、シャンプーをしたか、してないか、いきなり忘れてしまったと述べていた。
解決策は、メモにあると思っている。だから、手帳・ノートはいつも持ち歩く必要があると思う。
いつでも開いて、考えやアイディアを書いて、忘れるべきだと考えている。そうやって、熟成させておいてから振り返る。
シャンプーしたかどうかはさすがにメモできないがw
(続く)
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