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シンプル

本田圭佑という男

 僕は将来ブラジルやヨーロッパの国を破ってワールドカップで優勝する。そのためにプロになって早くヨーロッパで活躍し、日本代表のために働くんだ


 これが小学校の卒業文集に書いた本田圭佑の夢らしい。

 ワールドカップで優勝するためには何を成すべきか。それはヨーロッパで大活躍すること。その前にはJリーグのクラブに入らないといけない。ならば高校選手権に出てクラブから実力を認めてもらう必要がある――本田圭佑のサッカー人生の設計図は、そんな逆算から成り立っている。

 本田圭佑にも挫折があった。ガンバのジュニアユースからユースに上がれず、オランダ時代のVVVフェンロは2部に降格。北京五輪は3戦全敗。

 そんな中で何度もサッカーの設計図の書き直しに必要に迫られた。本田圭佑はこう語る。

『ワールドカップの優勝、絶対できる』と言い聞かせながら、目標をもう一度逆算していく。そんなすごいシンプルな形で僕は戦ってきた。

僕は人が好きなんです。サポーターが「本田!本田!」「来週も頼むぞ!」と言ってくれる姿を見ると、すごい気持ちがよくなってきます。僕は人生の幸せをサッカーから見つけたいし、みんなにも伝えたいと思います


 ワールドカップでの優勝のため、サポーターに人生の幸せを与えるため、本田は今日も事前準備をしていることだろう。
 
 夢から逆算して、設計図を描き、現実のギャップを把握し、設計図を修正し、最後は人に幸せを与えるために、事前準備をストイックに行う。それが本田圭佑という男。いちいちかっこいい男だ。

[参考文献]
『サムライ・フットボーラーの真髄 本田圭佑』(文藝春秋, Sports Graphic Number 2009 11月号)

欲するものはスピード

fukuoka_min

 確実に良くなってきている。自分の状態のこと。一皮向けてきている。

 ただスピードが足らん。スピードが欲しい。エナジーが欲しい。

 突き抜けるべくして突き抜けたい。

 もっと面白く楽しく。かつ、シンプルに。

 
 不思議なもんで、「ゆったり」に馴染みすぎて、スピードが出なくなってしまった。

 小学生のときが一番スピードが出てたし、エナジーがあった。


 重たいものは捨て。

 軽やかな装備で。

 速くなる装備を身につけ。
 
 
 スピードを手に入れる。最速を手に入れる。そして、いつか、スローな生活を。

壊れそうなスピードあげて連れ去ってくれ
世界に火をつけるのさ
ride on heaven’s drive
明日をうばって笑いあかそうぜ
新しいその箱船にのって

HEAVEN’S DRIVE – L’Arc~en~Ciel


シンプル イズ パーフェクト

 元来、「美しい」という形容は、無駄なものを排除した「洗練」を示すことが多いようだ。どことなく、シンプルな対象が思い浮かぶ。「綺麗な」という形容とは、その点が異なるものと私は感じる。研ぎ澄まされた刃先にも似た緊張感が「美」の中には存在する。そんな気がするのである。
 だから、私にとって美しいというイメージは、何らかの目的(面積のない点のような存在である)を目指し、そこへ収斂する優雅な曲線群である。(中略)目的を成し遂げるためには不必要な部分を潔く切り捨てる。「美」には、そんな冷たく固い意志が感じられなければならない。的確に目標を捉える先鋭さ、危うさにこそ、私たちは畏れ、そして憧れる。

森博嗣:『魔剣天翔―Cockpit on Knife Edge』


 シンプルなものは美しい。無駄のないものは美しい。洗練されているものは美しい。

 美しさは、シンプルで、無駄がなく、洗練されている。切れ味が抜群。「カラー見えてる?」でおなじみ、京セラの稲盛和夫氏も、「手の切れるような商品を作る」ことを目指して日々努力しているそうだ。

 自分自身を、自分の部屋を、環境を、シンプルに。シンプル イズ ビューティフル。シンプル イズ パーフェクト。

将来に向けて種をまいておく

 「99年に評価されなかった企業で、その後、時価総額を伸ばした企業のトップがどういう行動を取っていたか」という記事が、090606の日経新聞に掲載されていた。就任から99年3月末の時点で、任期中の自社の時価総額の伸びが市場平均を下回っていた会社の社長が、どういう行動を取ったことで反攻できたのだろうか。

 伊藤忠商事の丹羽宇一郎前社長。巨額の特損を処理し、IT分野などの不採算事業を整理した。反転の土壌をつくった。
 コマツの安崎暁元社長は、90年代後半の建機不況の中で投資を続け、ITを駆使した全社的な基幹システムをつくった。為替や地域ごとの需要変動に合わせて生産や在庫を最適化するこのシステムを土台に、今のコマツはグローバル企業になっている。
 コマツのシステムを以前TV番組で観たことがあるが、一台一台の建機にGPSを取り付け、どこで需要があるかを判断しているらしい。中国の内陸部に建機が集まれば、そこに営業をかけて売り込むというシステムだった。

 今うまくいっていないときに将来に向けて種をまいておく。自分に当てはまると、日々の行動のマニュアル化、システム化、ルーティン化、仕組み化、体系化を推し進め、効率化、最適化を実現することと同義と考える。
 判で捺したような毎日を過ごしたい。判を捺すことでできた余った時間を本当に好きなことに、創造的なことに費やして、ただシンプルに笑う日々を過ごしたい。

【パンブック】 本当に欲しい物を手に入れるために 『お部屋も心もすっきりする 持たない暮らし』

 DELLからPCが届いた。日曜日だった。それからすぐ開いて、今は快適PC生活を送ってます!
 と、言いたいところだが、結局まだチラ見しただけ。接続にはまだ至っていない。研修のレポを書いたり、連日の飲みにディズニーシーに行ったり、プライベートで悩んだりで、心身ともに疲労していたからだ。だいぶマシになった。少しずつ良い方向に向かっていると思う。
 部屋の物を減らすだけで心って落ち着く気がする。とにかく物を減らす。要らないものは捨てよう。

 持たない暮らしを実現するために。多くの気づきがあります。

お部屋も心もすっきりする 持たない暮らし
金子 由紀子
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 本当に欲しい物を手に入れるために、持たない!

打ち込めるものを探す旅

 最近、何か一つに打ち込んで人生を過ごしている人が眩しく見える。オレ自身にそういうものがないと焦っているからだろうか。例えば、「音楽に命を賭けている」っていう人を見かけると、かっこいいなと思うし、尊敬する。

 現在、今後の人生で時間を賭けて打ち込みたいと思えるものを探しているが、なかなか簡単に見つかるもんじゃない。ただ、打ち込めるものが欲しいと願い、アンテナを高くはって生きていれば、自然といい流れは来るものだ(と信じている)。テニスは面白いから打ち込んでみたいと思うし、仕事を始めれば、何か見つかるかもしれない。ギターもうまくなりたい。

 人生、勉強もスポーツも…とにかくなんでも平均的にこなしてきたと思っている。これからは、取捨選択。何かを打ちこめるものを見つけ、徹底的にやり、エキスパートに向けて突き進み始める…これが今、常に頭の中にある強烈な願望。

 「自分は自分のペースで」だけは乱されないように気をつける。オレはオレ。シンプルに、楽しく、コツコツ前に進むだけ。きっと、見つける。見つかる。

結果を出せ!

自分に負けそうなときに
周りに負けたくないときに
何かに追われて苦しいときに

「結果を出せ!」

と心に繰り返し刻み続ける。

結果を出さなければ、シンプルには生きれない。
結果があるからこそ、シンプルに生きることができる。
シンプルライフは、結果を出すことから始まる。

結果を出せ!結果を出すんだ!

シンプルに生きるためにはどうしたらいい?

シンプルに生きるためにはどうしたらいい?
自分の快楽に溺れるのがいいのかい?
何かを犠牲にした先にあるのかい?
何か変化する必要があるのかい?

そうだ。変化。進化。深化。
シンプルに生きるためにはこれらが必要。
そのためにできること…

少しずつ強くなるんだ。

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